液化天然ガスの冷熱エネルギーを
利用した樹脂の加工技術
液化窒素を用いた樹脂の低温凍結粉砕
低露点乾燥空気を用いた樹脂の除湿乾燥

最新技術・応用事例
ご好評頂いております大阪ガスリキッドの低温・凍結粉砕は、
自社の飛躍的な進歩により新たなソリューションを提案できるようになりましたので紹介いたします。
これからも低温・凍結粉砕のリーディングカンパニーとして、市場のニーズに応えられるソリューションを提案し続けてまいります。
液体のパウダー化技術
液化窒素に原料液体を噴霧・滴下し、凍結粒子を作製します。
凍結粒子を凍結乾燥することで、非加熱のままパウダーを生産可能です。
パウダー化フロー


パウダー化実績


液体のパウダー化技術のメリット
- 非加熱加工
- 加熱式の乾燥方法と比べ、有効成分の熱劣化や熱変質を大幅に抑制可能です。
- 多孔質
- パウダーに微細な空隙が生まれるため、溶解性や分散性の向上が期待できます。
- 成分均一
- 凍結乾燥時に成分の分離や濃度勾配が発生せず、成分の偏りを抑えます。
液晶ポリマー(LCP)の粉砕
LCPは樹脂が配向しているために粉砕を行うと、“フィブリル化”してしまい粉砕困難な素材でした。
今回、新たな粉砕機を模索し技術開発の結果、パウダー化に成功しました。


各種フィルムの粉砕
従来方法では、粉砕機内部に滞留し最終的には内部閉塞を起こし、粉砕することができませんでした。
今回、工数改善と創意工夫により微粉砕が可能になりました。


受入材料の拡大
- 水溶性素材
( PVOH、その他) - 着色品
( 黒、グレー、他)
粉砕を断念した案件を是非ご相談ください!
プラスチックの超微粉砕
低温粉砕における更なる微粉化、平均粒子径10μm以下の超微粉砕を紹介。
流動性、含浸性、粒度分布など、様々な粉体物性の更なる向上が期待されます。
超微粉砕機と従来機の粒度比較(限界条件)


粉 砕 例
弊社での粉砕実績の一部をご紹介いたします。
下記の素材名をクリックすると詳細を表示します。
<従来機>
粉砕機毎に、すべて同一条件で粉砕しています。
異なる粒度に調整は可能ですが組成やグレードによってその幅は異なります。