二酸化炭素(CO2)を回収・有効利用
地球温暖化防止に貢献
副生の炭酸ガス(二酸化炭素)を利用して社会に貢献します


液化炭酸ガス・ドライアイスを製造
産業や暮らしに必要な液化炭酸ガスとドライアイスは
私達に身近な飲料などの食品から工業、宇宙産業まで幅広く利用されています。
その必要不可欠な液化炭酸ガス・ドライアイスを環境負荷の少ない方法で製造し、地球温暖化防止に貢献いたします。
弊社の液化炭酸ガスの特長
省エネ・環境性に
すぐれた製造方法
LNGのー167℃の冷熱利用で
環境保全に貢献しながら液化炭酸ガスとドライアイスを製造しています。
大阪ガス泉北製造所第一工場内に位置し、都市ガス提供の原料である液化天然ガス(LNG)を
気化させる際に発生する冷熱を利用することにより、従来の製造プラントに比べて低い圧力で
炭酸ガスを液化することが出来、所要動力の削減で省エネにも貢献しています。
主な用途
工業用途から食品・薬品まで幅広く活用されています

アーク溶接

清涼飲料

アルカリ排水中和

消 火

鋳 造 用

冷 媒 用

植物工場

医薬・添加物

ドライアイス

ドライアイス洗浄
液化炭酸ガス・ドライアイスができるまで


1 原料炭酸ガス受⼊(35℃、0.035MPaG)
工場に送られてくる炭酸ガスを受け入れて水分を一部分離します。


2 圧 縮(170℃、0.84MPaG)
炭酸ガスは高圧で圧縮され、水分の分離を行います。


3 冷却・予冷(170℃→40℃→13℃)
炭酸ガスを段階的に予冷却していきます。


4 乾燥・脱臭
予冷された炭酸ガスはさらに乾燥され脱臭されます。


5 LNGとの熱交換で冷却・液化・精製
LNGの気化時に発生する冷熱を利用して炭酸ガスを冷却・液化・精製します。


6 液化炭酸ガス貯蔵・出荷(-23℃、2.0MPaG)
液化された炭酸ガスは高圧・低温のまま貯槽タンクに貯蔵され、タンクローリーなどで出荷します。


7 ドライアイス製造・出荷(-79℃)
液化炭酸ガスをプレス・圧縮し、硬質なドライアイスとして出荷します。
出荷形態は1ブロック約25kgで、1フレコンに36ブロック梱包されます。
製造能力
液化炭酸ガス製造設備
名称 | 仕様 |
製造能力 | 250トン/日 |
液化炭酸貯蔵タンク | 500トン×2基 |
ドライアイス製造設備
名称 | 仕様 |
ドライアイスプレス | 製造能力 26トン/日×2基 |
ドライアイス保管庫 | ラック式 81トン |
ドライアイスセンター
-
プレス機
-
バンドソー
-
包装機
-
十字梱包機
-
積付機
- ドライアイスプレス
- :2基
- 自動包装機
- :1基
- 自動積付機
- :1基
- ドライアイス保管庫 ラック式・保管能力 81トン
- :1基

