CO2排出50%カット(LNG冷熱利用)で環境にやさしい
産業ガスは大阪ガスリキッドへ
液化酸素・液化窒素・液化アルゴン・液化炭酸ガス


液化酸素・液化窒素・液化アルゴ
ン・液化炭酸ガスを柔軟にお届け
幅広い産業(食品・医療・建築・自動車・鋼鉄・窯業・化学・エレクトロニクス)で
欠かすことのできない産業ガスをお客さまの目的・使用条件に応じて幅広く、柔軟に供給対応しております。
また、パージ・気密作業などにも実績がございます。お気軽にお声がけください。
大阪ガスリキッドが販売する産業ガス
の特長
地球環境にやさしい

大阪ガスリキッドの液化ガス製品は、空気中の酸素・窒素・アルゴンや隣接工場から供給される炭酸ガスを原料とし、都市ガス用原料であるLNG(液化天然ガス)の冷熱を有効活用した省電力高効率の液化プラントで製造しています。
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安定供給
産業ガスの製造拠点を2ヶ所保有しているので、安定供給が可能です。
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安全供給
高圧ガス保安法で定められた法定検査や自主検査、緊急時のトラブルにも迅速に対応できるよう万全の検査・メンテナンス体制を整えています。
取扱ガス
以下の産業ガスを取り扱っております。
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液化酸素
[−183℃]鉄鋼、溶断、医療用、下水や産業廃水処理などさまざまな分野で利用され、宇宙開発やバイオなどの次世代技術開発の一翼も担っています。
溶断作業
医療用酸素
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液化窒素
[−196℃]半導体製造および金属熱処理用の雰囲気ガスをはじめ、化学プラントなどの保安・バージ用、医療用、冷熱を利用した冷凍食品製造、低温粉砕など幅広い用途に利用されています。
低温粉砕(リンレックスミル)
窒素封入
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液化アルゴン
[−186℃]高級金属の溶接用として広く使用されているほか、製鋼工程や半導体の製造、身近なところでは電球や蛍光灯の封入に多く利用されています。
溶接作業
半導体製造
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液化炭酸ガス
[−23℃ 2.0MPaG]食品の保冷、貯蔵、炭酸飲料や溶接・溶断用の不活性ガスとして利用されています。各種食品類やアイスクリームの冷凍保存・輸送用にドライアイスが使われています。
飲 料
ドライアイス
各産業ガスの物性値
酸素ガス | 窒素ガス | アルゴンガス | 炭酸ガス | |
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性 質 |
・無色、無味、無臭 ・化学的に活性 ・酸化力が強い |
・無色、無味、無臭 ・化学的に不活性 |
・無色、無味、無臭 ・化学的に不活性 |
・無色、無味、無臭 ・化学的に不活性 |
化学式 | O2 | N2 | Ar | CO2 |
分子量 | 32 | 28 | 40 | 44 |
ガス密度(㎏/㎥) | 1.429 | 1.251 | 1.783 | 1.977 |
ガス比重(空気=1) | 1.11 | 0.97 | 1.38 | 1.54 |
液密度(㎏/l) | 1.141 | 0.809 | 1.398 | 1.03 |
沸点(℃) | -183 | -196 | -186 | -78.5 |
蒸発潜熱(kcal/kg) | 50.9 | 47.7 | 39.8 | 137 |
製品純度(%) | 99.8以上 | 99.999以上 | 99.9995以上 | 99.95以上 |
産業ガスの供給方法
使用量に応じてご提案いたします。
液化ガス貯槽(CE)方式
液化窒素(−196℃)や液化酸素(−183℃)などの低温液化ガスを貯蔵する魔法瓶構造の液化ガス貯槽(CE)と、液化ガスを気化昇温させる蒸発器を工場敷地内に設置し、常温に近いガスを供給します。
ご使用量(目安):3,000m³/月以上

概略フロー図


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ボンベ・カードル方式
- ボンベ方式
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内容量47ℓのボンベにガスを充填して供給します。
このボンベ10本程度をヘッダーで連結し、2系列設置して、手動または自動で系列を切り替えて使用する方式もあります。
- カードル方式
- ボンベを10~20本程度を架台に連結設置したユニットで供給する方式です。
ご使用量(目安):200~2,000m³/月
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LGC方式
- 内容量175ℓの可搬容器や1,000ℓの移動式容器に液化ガスを充填し、使用量に応じで複数本設置して、供給します。
ご使用量(目安):1,000~3,000m³/月
パージ作業、耐圧・気密テスト供給
ガスタンク・LPG設備・配管類のパージ作業・耐圧気密テスト等の短期間供給にも対応しております。
ご使用量に応じた付属設備を所有


その他の供給技術
NICEクリート工法
(コンクリートのプレクーリング)
大規模な高強度コンクリートのひびわれ防止への採用をはじめ、様々な構造物を様々な目的で冷却した豊富な経験と実績から、冷却から打設までのコンクリートの品質管理および冷却管理を行います。

NICE(Nitrogen Cooling for hi-Endurance Concrete)クリート工法は、液化窒素を冷媒として利用する新しいプレクーリング技術です。極低温液体である液化窒素を用いるため、冷却量に限界が無く、今まで冷水や氷によるプレクーリングだけでは不可能であった条件でのひびわれ防止にも適用できます。しかもコンクリートに品質の変化を与えないのはもちろん、構造体コンクリートの強度向上も得ることができます。大規模な高強度コンクリートのひびわれ防止への採用をはじめ、様々な構造物を様々な目的で冷却した豊富な経験と実績から、冷却から打設までのコンクリートの品質管理および冷却管理手法を確立しています。また、現場設置型とプラント設置型の冷却設備を開発しているため、コンクリートの打設量や打設速度、現場の規模や状況など種々の条件に合わせ、グレードとコストに応じて最適のクーリング工事を行うことができます。
NICEクリート工法の用途
- 1.高強度コンクリート構造物
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・PC橋梁
・PCタンク、防液堤
・PCサイロ
・超高層RC
- 2.大きな部材断面をもつコンクリート構造物・橋脚
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・ダム
・大型機械基礎
・地下タンク、地上タンク
- 3.暑中に施工されるコンクリート
- 4.特に、ひびわれ・強度に配慮する必要のある構造物