会社案内


大阪ガスリキッドグループ
SDGsへの取り組み
Daigasグループは「サービス第一」を旨に、お客さまや社会のニーズに合わせた商品・サービスの提供に努めるとともに、お客さまから求められる利便性や省エネルギー行動につながる様々な新技術の開発研究・実用化にも取り組んできました。
エネルギービジネスを中心に事業を展開する企業グループの一員として、大阪ガスリキッドグループでは、気候変動の課題やレジリエンスの向上に関する取り組みを通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献してまいります。

関連するSDGsの事業別紹介
冷熱事業

「天然ガス」を海外から日本へ輸送する際、-160℃に冷却し、液化して運んでいます。
液化することで、ガスの体積が1/600になり、非常に効率的に運ぶことができるからです。
液化天然ガス(LNG)が気化して天然ガスに戻る際、周囲から熱を奪い冷却するエネルギー(冷熱)が発生します。
大阪ガスリキッドグループでは、大阪ガスが扱うLNGの冷熱を利用し、環境にやさしい事業を展開しています。
中でも、産業ガス事業では、酸素や窒素などの液化ガスを製造する過程において、この冷熱を活用することで、電力消費量を抑制し、CO2排出量を大幅に減らすことができます。
大阪ガスリキッドグループが製造した産業ガスは、製造現場や医療現場等で幅広く活用されています。



粉体事業(食品)

低温粉砕センター食品工場では、グループ内で製造した-196℃の液化窒素を利用し、食品原料の粉砕加工を受託しています。
当社事業所初となる取組みで、粉砕機器や分析装置など工場内で使用する全ての電力を再生可能エネルギーで賄っております。
また、未利用で廃棄していた食品の抽出残渣を、新たな原料として活用するアップサイクル利用にも、当社の粉砕技術を採用
いただいております。



炭酸事業

大阪ガスリキッドグループでは、石油精製や化学プラントなどの副生CO2ガスを回収し、精製・加工して液化炭酸ガスやドライアイスを製造しています。
本来、大気中に放散されているCO2ガスを原料とする、この液化炭酸ガスやドライアイスは、CO2ガスの有効利用です。
製造された液化炭酸ガスは溶接や飲料、工業用冷却など、ドライアイスは主に食品の冷却用として広く社会で利用されています。
大阪ガスリキッドグループは、CO2ガスの有効利用を通じて社会に貢献します。



水素オンサイト事業

酸素と反応させてもCO2を排出しない水素は、従来の化石燃料に代わる新たなエネルギーとして注目されています。
大阪ガスリキッドグループでは、お客さまの工場敷地内に水素製造装置(HYSERVE)を設置し、そこから水素を供給する、水素オンサイト事業を行っています。
HYSERVEは遠隔監視システムを搭載しており、設備の保守管理も大阪ガスリキッドで行っています。
従来、大規模プラントで製造し配送されている水素を工場の空きスペースで製造・供給することで、配送の手間も削減。
「安心・手間いらず」な高純度水素を提供しています。


