| 業種 |
用途 |
内容 |
| 鉄鋼 |
製鋼 |
溶鋼の脱水素 |
Ar吹き込み |
| 溶鋼の循環剤 |
循環真空脱ガス法における循環剤としてArを吹き込む。 |
| 造塊時のO2,N2,H2化防止 |
造塊法における鋳型パージおよび被包剤 |
| 特殊精練 |
特殊鋼の脱炭のとき、従来は2吹き込みによりCO分圧を低下させ、CO/Cを大きくすることが出来る。 |
| 加工 |
TIG溶接
(tungsten inert gas) |
非陽極式イナートガスアーク溶接で、タングステン又はトリウム入りタングステンを電極とする溶接電極の消耗を防ぐためイナートガス(Ar)を用いる。 |
MIG溶接
(metal inert gas) |
陽極式イナートガスアーク溶接で、溶接ワイヤを電極とする溶接、鉄鋼材料に対しては、アークの安定性の点からArに少量のO2やCO2を混合したガスを用いる。 |
MAG溶接
(metal active gas) |
CO2-Ar混合ガスなどの酸化性シールドガスを用いて行なうアーク溶接。 |
| 炭酸ガスレーザ溶接アシストガス |
溶融部へのビーム吸収を防ぐためアシストガスとして使用する。 |
HIP
(熱感静圧プレス、ホットアイソテックプレス) |
核燃料を封じ込める超合金製カプセル製造用に開発されたもので、100Mpa、1000℃以上の高圧・高温を利用した新しい加工焼結システムで圧力媒体としてArを用いる。 |
| 金属 |
活性金属(チタニウムジルコニウム)の製造 |
クロール法により、チタニウムやジルコニウムを製造するとき、還元反応時の雰囲気、真空蒸留後の金属の冷却、金属破砕時の雰囲気、金属溶解時の雰囲気等に利用する。 |
| セラミックコーティング用プラズマ溶射 |
金属にジルコニア、アルミナ、酸化チタン等のセラミックをコーティングする場合、6600〜11000℃の高温で溶解して母材に吹きつけるが、Arはコーティング材料のキャリアガスとして使用する。 |
| 電気 |
単結晶Si製造用キャリアガス |
多結晶Si→Ar中で反応→単結晶Si→Siウエハー |
| 電球封入用 |
白熱電球のフィラメント蒸発防止、効率上昇、蛍光灯封入用 |
| エネルギー |
原子力 |
増殖炉燃料用金属(トリウム)の溶解、鋳造時の雰囲気、原子炉の滅速剤(黒鉛)製造時の汚染防止用雰囲気、放射性物質を取り扱うときArを封入したグローブボックスを用いる。 |
| 共通 |
分析用 |
ガスクロ、発光分光分析、金属排水試験機、引張試験機などのキャリアーガス、パージ、雰囲気として使用する。
鉄鋼中のO2.H2の分析法として使用される真空溶融法および真空加熱法では、ガスの抽出を真空中で行なうが、これをAr中で行なえば、高度の真空技術が不要で短時間分析が可能となる。
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